ソニーサーモテクノロジー株式会社

温度変化の可視化で快適性と省エネの両立を加速するIoTクラウドサービス REON BIZ、都市圏の人とそれぞれの場所における温湿度の可視化の様子

REON BIZとは

屋内ファシリティや屋外作業環境の温度を可視化し、
快適性と省エネの両立を加速する
IoTクラウドサービスです。

オフィス内におけるセンシングデータ取得の様子

REON BIZの特長

温度ソリューション・IoTクラウドサービス「REON BIZ」

  • 多様なデータの取得 温度・湿度・照度・行動・振動のデータが取得可能

  • 細かく可視化 TAGを多数設置し屋内外の環境を細かく可視化

  • 手軽に設置 小型軽量のため設置場所の制約が少なく、手軽に設置・貼り付け可能

  • リアルタイム監視 クラウドでデータを一元管理 いつでも遠隔で温度環境を把握

屋内外の温湿度や照度などの環境を細かく可視化。
最適なファシリティ環境の創出をサポートします。

REON POCKET TAGによるオフィス内の温湿度可視化とデータ取得の様子

センシングデバイスREON POCKET TAG(以降 TAG)は、小型軽量なため設置が手軽で、温度・湿度・照度・振動データが取得できます。
多様なセンシングにより、特定の場所や人々の周辺の環境を常に把握することができるため、オフィスや建築現場などの環境を改良するための施策検討にご活用いただけます。

データはクラウドへ自動取得・保管されて、いつでも遠隔でリアルタイムに状況把握や、データの振り返りができます。

個人の温度環境を把握し適切に調節することで、空調温度の最適化に寄与します。

TAGは身に着けることができ、個人の周辺の温湿度のみならず、行動データや体表面付近の温湿度データも取得可能です。

屋内空間の温度環境データと、個人に合わせた温度調節が可能なREON POCKETが連携することで、空調温度の最適化につなげることができます。

TAG / REON POCKETの仕様はこちら

REON POCKET TAGを装着したビジネスマン

導入価値

①オフィスや倉庫の
「快適性と省エネの両立」を加速

小型軽量のTAGを多数設置し、
ファシリティの温度環境を細かく可視化。

オフィスの温湿度環境を可視化した様子

空間全体にTAGを設置し、空間の温度ムラを可視化。 TAGは身に着けることもできるため、ユーザーによる周辺温度の違いも把握できます。

ファシリティの温度環境を細かく把握することで、空調温度の最適化などのファシリティマネジメントに寄与します。

クラウドに上がるデータを活用し、省エネ施策をより精度高く。

TAGを設置した場所や、ユーザー周辺の温度と湿度の推移を把握し、空調消費電力との関係を調べることもできます。これらのデータはクラウド上で管理され、APIで自由にクラウド間連携が可能なため、他のシステムとも組み合わせて、より精度の高いファシリティマネジメントを実現します。

※画像はイメージです。

クラウドへ取得保存されたユーザー周辺の温湿度のデータ例

個人に合わせた温度の調節が可能なREON POCKETを活用し、空調温度の最適化に寄与。

REON POCKETを装着したビジネスマン

建物の構造や空調の配置により、空間には温度ムラが発生します。また個人によって暑さ・寒さの感じ方には差があり、快適な温度は人それぞれです。
REON POCKETを活用して、個人に合わせた温度調節を行うことで空調温度の最適化と快適な環境の両立に貢献することを目指します。

②屋外の温度環境を可視化し、
効果的な施策検討をサポート

設置場所に制約が多い現場でもTAGを
多数設置可能。

屋外作業現場の温湿度環境を可視化した様子

TAGは防水・防塵に配慮しており、電源不要で無線にも対応しているため、雨・埃の影響を受ける屋外や、電源が確保しにくい現場でも多数設置することができます。
また、TAGは温度や湿度に加え、照度や加速度のデータも取得可能です。
そのため、現場全体とヘルメット等へ装着したTAGにより、場所やユーザーごとの暑さ指数 (WBGT) や直射日光下か否かの情報、行動(動作中/静止)も可視化できます。

※暑さ指数については、環境省「熱中症予防情報サイト」を参照ください。

場所とユーザーのデータで、屋外作業環境を正確に把握。

各設置場所とユーザー周辺の温湿度データから、暑さ指数(WBGT)を算出し、その推移を比較することで、 例えば特定の人が相対的に暑い環境に継続的に居ることも把握できます。

また照度や行動の推移を可視化することで、状況を詳しく調べることにも活用いただけます。

※画像はイメージです。
データはクラウド間によるAPI連携が可能です。

クラウドへ取得保存された温湿度のデータと暑さ指数の例

クラウドデータを活用し環境を継続アップデート。

屋外作業現場のセンシング活用イメージ

変わりゆく環境に対して、常にセンシングを行い、クラウドへデータを蓄積することで、変化への気づきや、長時間の経過を踏まえた対策と効果検証にも繋がります。

※お客様側の施策:
ミスト式ファンや日除けテント等の設置。
暑い環境下へ継続的に居る方の作業場所の交代等。

サービスの流れ

屋内外の温湿度等を可視化し、省エネ/ファシリティ環境の改良(温度のデータ化)、サービス連携による付加価値の向上(データの連携)、よりスマートにファシリティ環境を提供(複合的なデータ活用)

事例紹介

NSFエンゲージメントのオフィスの画像

NSFエンゲージメント様

【実証実験】
個人がREON POCKETを使うことでどれほど消費電力削減に寄与するか測定する実証実験を実施。

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