社員インタビュー Vol.2

木内 優佳
コーポレートコミュニケーション室 広報
プロフィール
• 入社年:2025年 3月
• 前職:制作会社 ウェブディレクター
Q1. 現在の仕事内容を教えてください。
会社のウェブサイトやECのコンテンツ運用を担当しています。具体的には、セッション数などの数値やヒートマップの変化を確認し、ユーザーにとって最適な状態となるよう設計・実装・設定・その後の効果測定が主な業務となります。
広報未経験での入社ということもあり、前職での経験を活かしながら、SNSの運用など徐々に広報の経験を積んでいます。

Q2. 前職の経験はどのように活かされていますか?
前職は制作会社でウェブサイト制作のディレクションを主に担当し、一部ではクライアントのSNS運用代行も行っていました。
ウェブサイト制作は、キャンペーンやリブランディング等、目的により異なるユーザーの導線設計が求められます。ユーザーの行動を仮説建てし、クライアントにベストな提案を行うため、ボタンの位置ひとつにも複数案を検討したのは良い思い出です。
またSNS運用代行では、毎配信ごとに取得できる数値から、ユーザーの関心や導線を予測し改善を繰り返すPDCAを回していました。
これらの経験が、現在の広報としてのコンテンツ作りに対する姿勢や、データに基づき何事もユーザーの反応を予測して実行する仕事の進め方に活きていると感じます。

Q3. 広報へのジョブチェンジを決意した経緯を教えてください。
前職ではウェブサイトの制作までを担当していたため、仮説通りの結果が得られているのかを確認する機会が限られていました。同時にSNS運用の経験を積む中で、得られた結果からPDCAを回していくことへやりがいを感じ、事業会社への転職を考え始めました。
正直なところ、広報という職種へ興味を持ったのは、転職活動を始めてからです。
ウェブサイト設計では、サイトにユーザーが流入してくることを前提に検討します。広報はそのさらに上流、サイトに流入させるためにいつ・どこで・どんな情報を出すかを考える。STTIでは、ここに一貫して携われることに魅力を感じました。
また、私は個人的にかなり暑がりで(笑)猛暑への対策をしたい一人のユーザーとしても、「REON POCKET」のテクノロジーや目立たないデザインに魅力を感じたのも入社を決めた理由です。

Q4. STTIに入社して印象的だったことはありますか。
新製品発売までの準備と、その後の反響は強く印象に残っています。
今回初めて新商品発表会に携わり、記者の方と直接お話しする機会を得たのですが、記者の方がどこに疑問をもち、それがどのように記事として形になっていくのかを見られたことは、これまでにないメディア視点を養う上で貴重な体験になりました。
Q5. 広報業務に初挑戦して感じることは?
ストーリーを組み立て、それが会社の発信として世の中に出ていくことに責任やプレッシャーは感じます。
前職でのサイト制作は、施策全体のメインメッセージはすでに固まった状態で、どのように形にしていくか「How」の検討から施策が開始します。
「What」から検討をする必要がある広報業務を通じて、抽象的な考えを具体化することの難しさに加え、進行管理の面でも、戦略を練る時間も含めた長期的な視点が必要だと感じています。

Q6. STTIでの働き方、職場の雰囲気についても教えてください。
私は裁量労働制を選択しており、9時30分~18時をメインに日によって出社/リモート混合で勤務をしています。出社とリモートの割合は人それぞれですが、私は他職種の方ともコミュニケーションが取れるため、週の半分以上はオフィスにいるようにしています。
STTIは職種もバックグラウンドも多様なメンバーが集まっており、皆さん自分の担当領域に責任感を持って取り組んでいます。パーソナルな部分では穏やかで多趣味な方が多いですね。
昼休みには社員食堂で集まってランチする機会も多く、他の職種の方との交流は視野が広がり、刺激も多いです。
Q7. 今後挑戦したいことは?
ウェブサイト運用で培ったユーザー視点やデータ分析の強みを活かし、広報領域でより戦略的な情報発信に挑戦したいです。
具体的にはウェブサイトのアクセス解析から得たユーザーインサイトを広報の切り口に活かし、逆に広報活動で生まれた話題や熱量をウェブサイト上の成果に結びつけることで、双方の強みを融合させた一気通貫のコミュニケーション設計に取り組み、顧客体験をシームレスにつなげていきたいと考えています。
